5/24 第2回目の長島愛生園です。今日は,好天・・・瀬戸内の海は少し霞んでいましたけれど,園内を歩くのも良い気候でした。 |
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大学からは,国道2号線・・ブルーハイウェイを通って,虫明ICから向かいます(↑参照)
そして,人権回復の橋「長島大橋」を経て・・長島に入ります。 |
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バスを降りて,歴史館まで歩きます。 |
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歴史館の前で少し説明を聞いた後,中でビデオを見せていただきました。
館の前から瀬戸内の海・・そして,長島神社が見えます。開拓患者と呼ばれる方のうちの宮大工の方が建立されたそうです。 |
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その後,園内を歩かせていただいて,見学しました。 |
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収容桟橋です。 |
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収容所(回春寮)です。 |
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監房の後,西側の壁です。跡地は埋められているそうです。 |
旧目白寮の跡地,明石海人が暮らしていたとのことでした。 |
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納骨堂では,個々にお線香をあげさせていただきました。 |
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園内循環バスがあるそうです。
一つの町と考えれば良いとのお話でした。 |
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周囲に見える瀬戸内の風景や牡蠣の養殖の様子・・・しかし,かつては,この長閑さの底には最大級の海溝よりも深い人権無視の溝が横たわっていたことを,見学の後自治会の方のお話を聞いて,改めて感じさせられました。加えて,そのお話の中にも,それは「語り部」として今後もある病気によって人権を無視されるというようなことを繰り返さないように! との強いメッセージがありました。特に,今回は,今後の医療人が見学に行かせていただいたために,よりそのメッセージを強く思われたのだろう,と,感じました。
引率教員も含めて,学生諸君も,深く心のその言葉を刻んで・・・帰途につきました。 |
再び,長島大橋を渡って帰ります。
入所の人々は,この橋をこちら向きに出て・・・でも,絶えず,僕らが入った向きに島に帰られる形となります。
いつまでも僕らは訪問者であり続けるのかも知れません。 |
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しかし,訪問者であっても,こちらの気持ちの懐を深く広くすることによって,少しでも,人々の想いに,こちらの気持ちを同期させることは,可能だと思いますし,より深く同期できる医療人となっていかなければならないと感じます。
その決意を踏まえて,後にしました。ありがとうございました。 |